注:古い記事の為、内容が最新ではない可能性がありますm(_ _)m
マツウラです。
Google ではAPIを使うことで、Googleアカウントが持つデータにアクセスすることができます。
今回は、Node.jsからAPIを使ってこのデータを取得する方法について書いてゆきます。
Googleにアプリを登録する
まずAPIを使用するためにアプリの登録をします。
Google Developers Consoleへアクセス。
Google App Engineなどの開発経験があると、既存のプロジェクト名が表示されているかもしれませんが、今回は関係ありませんので弄くらないで下さい。
今回作るアプリのために、新しくプロジェクトを作成します。
Create Projectボタンをクリックすると、プロジェクト名とIDの入力が求められます。IDは後から変更できないので気をつけて。
次にプロジェクト固有ページに移動します。
メニューから
- 「APIs & auth」
- 「APIs」
の順にクリックします。
ここで使用したいAPIをONにすることで、アプリで利用可能になります。
OAuthに必要な値を設定する
次にアプリの認証や許可、APIの呼び出しなど様々な場面で必要になるOAuthについてです。
OAuthを使用するため必要になる情報を確認します。
メニューから
- 「APIs & auth」
- 「Credentials」
の順にクリックするとOAuth、Public API accessといったコンテンツが表示されます。
ここでクライアントIDを作成します。
OAuthコンテンツにあるCREATE NEW CLIENT IDボタンをクリックします。アプリのタイプ、及びインストールされるアプリの種類について質問されます。
- 「Installed Application」を選択。
またPC上で実行することから、
- 「Other」を選択してクライアントIDを作成します。
作成すると、OAuthコンテンツにClient ID for native Applicationの表示が増えます。
ここに表示されるClient ID, Client Secret, Redirect URIsの3つの値はOAuthに必要なものです。またRedirect URIsには2つの値があり、アプリにauthorization codeをどのように返すのか?その方法を決定します。
http://localhostを指定すると、クライアント上のWebサーバーにクエリ文字列パラメータとしてcodeが返ってきます。ポート番号はファイヤウォールに禁止されていなければアプリ側で自由に付けて構いません。
urn:ietf:wg:oauth:2.0:oobを指定すると、ブラウザのタイトルバーにcodeが返ってきます。クライアント構成無しでHTTPポートをリッスンできない場合に使います。
今回はお手軽なので後者を使います。
これでアプリの登録作業は終わりです。
次はユーザーにアプリの承認をしてもらうプロセスについて書いてゆきます。